世界一の親日? インドネシア
Selamat siang
(スラマッ シアーン
インドネシア語の「こんにちは」。)
みなさん、こんにちは。
まず、お前は何者だ!と思うかもしれませんので、簡単に自己紹介を致します。
2015年に国際関係学科を卒業し、2019年現在、日本在住、社会人5年目に突入した大隣(おおとなり)みのり と申します。
3~15才まで、インドネシアの首都ジャカルタで育ったいわゆる帰国子女です。
そんなわたしは1年間のボランティア休暇をとり、「独立行政法人 国際交流基金」の 《日本語パートナーズ》として2018年9月から2019年3月まで、およそ7ヵ月間インドネシアに派遣されました。
実際に何をおこなっていたのかというと
現地校(インドネシアの高校)における日本語教育のお手伝いです。
イメージでいうと、英語の授業のALT(Assistant Language Teacher 外国語指導助手)です。
※詳細についてはリンク先ご参照ください。(https://jfac.jp/partners/)
今回は、インドネシアでの日本語教育と
派遣先だったチルボン(Cirebon)という町について少しお話ししたいと思います。
●高校での日本語教育 ※国立・公立高校の場合です。
実は、世界で最も日本語履修者数が多いのは、インドネシアなんです!
その多くは高校生で、【選択外国語】として勉強しています。
しかし選択といっても個人選択ではなく、学校が選択し履修外国語が決定します。ですから、校長先生が日本語を選択したら、その学校の生徒の選択外国語は日本語になります。もしも校長先生の交代があり、新任の校長先生があまり日本に興味がないと韓国語等になったり、頻繁に学校方針が変わるのです。 したがって、人によっては、高校一年の時は日本語を勉強し、二年時は韓国語、三年時はフランス語などという、日本では考えられない状況が生まれています。
そういう状況だからこそ、インドネシアの方の口癖の一つである【Nanti aja (ナンティ アジャ) あとで考えよう/また後で。意訳すると「先のことは分からない」】は、生まれるのだなと印象に残りました。
インドネシア国内で、日系企業の工場等で働くインドネシア人は大多数が国公立の学校出と思われ、彼らをまとめていく駐在員の方の苦労は計り知れないと感じました。
●さて次は、派遣先チルボン(Cirebon)についてお話しさせてください。
突然ですが、【ブラックタイガー】をご存知でしょうか。
海老の品種の一つで、日本ではよく海老フライに調理されます。日本でスーパーなどで入手できるブラックタイガーは多くがインドネシア(Cirebon)から輸出されており、みなさんが食べた海老フライもCirebon産の可能性が大です...!
いかがでしょうか。Cirebonを身近に感じていただけましたでしょうか?
インドネシアについて、ほんの一部のお話でしたが・・
続きはNanti aja...♪
Selamat siang
(スラマッ シアーン )