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  • 加藤 彩 (国大40)

中国での生活 ~その2~

同僚の子達との一枚。私は左前。

私は2013年より、「中国での生活~その1~」を執筆された藤本さんと同じ、中国広東省にあるアパレルブラント向けの商品を生産している縫製工場に勤務しています。

大学院修了後日本企業で一年勤務し退職、そして縁あって現在の会社に出会い、働いています。

今回、「中国での生活~その2~」では、本土の中国人社員との付き合い方、また中国での寮生活について書いていこうと思います。

1. 中国人社員との付き合い方

私達の会社では、工員を含めて約八千人ほどいます。 その中で、オフィスでは約二千人が働いています。

日本の顧客向けチームの職員は約120人。 他の部署も含めれば、もっと多くの人と仕事をすることになります。 本土の中国人、香港人、マレーシア人と一緒に働いています。 また、ベトナムにも縫製工場がありますので、そちらと連絡を取る必要もあります。

その中で、中国人スタッフはとても「まっすぐ」だと感じます。 基本的に指示を受けるとすぐに動いてくれます。 もちろん「嫌だ」と断られることもあります。 しかし、こちらも一生懸命説得するとそれにきちんと応えてくれることも多いです。 そういった部分をきちんと把握していると、スムーズに事が進みます。

中国の人たちは、とても素直な性格をしています。その素直さが、世界には奇異に見えることがあるのかなと思います。 しかし文化的にも日本とはやはり似てることは多くありますし、何かしら通じ合えるところがあると思います。

新しいジム。とてもキレイになりました。

2. 寮生活

外国人、マネージャークラス以上用の寮は会社の敷地内にあります。 無料で住めて、床やトイレ等の掃除や、洗濯を毎日してくれます。

寮は一人部屋です。部屋の中に、トイレ、洗面所、シャワールームがついています。 テレビはNHK等、海外の番組も視聴できます。 部屋は昨年末改装され、とてもキレイで快適になりました。 今までの監獄のような部屋から、やっと人の住める部屋に変わりました。(笑)

改装に伴い、共同のキッチンやジムもキレイになりました。ジムは器具も少し良くなり、色んなことができるようになりました。

3. 食事 土曜の夜と日曜以外、社員は全員食堂で食事をとることができます。

食堂は、マネージャー・外国人用、オフィススタッフ用、工員用と3つあります。 私は外国人なので、マネージャー・外国人用食堂を利用します。ここはターンテーブル式です。 スタッフ用と工員用の食堂は定食スタイルのようで、メニューは全て中華です。朝から焼きそばやラーメンが出てきます。

社内にはcafeもあります。ここではサンドイッチなどの軽食、お昼はラーメンが食べられます。

食堂の食事は油多めで調理されていて、私はあまり食堂に行きません。 よって外食が多くなります。会社から車で2、30分のところに町の中心があり、その周辺で食事をすることが多いです。 小さい町ですが、東莞市には多くの日本企業の工場があるからか、日本食レストランもそれなりの数あります。日本人が経営している店もあり、そういったところを中心に食事に行っています。そういったレストランには日本人客がたくさんいます。

キッチン。まだ未完成時の写真。冷蔵庫や電子レンジもあります。
会社のオフィスが入っているビル。オフィス内はとてもキレイです。

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