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  • 森田 恵美(英大36)

マレーシアでの生活

マレーシアは私たち家族にとって4カ国目の駐在地です。オーストラリアのメルボルンに始まり、フランスのリール、南アフリカのダーバン、そして今回、初めてのアジアでマレーシアのクアラルンプール。

最初にびっくりしたのは、いろんな意味で物理的に日本に近いということでした。日本食レストラン、ダイソー、伊勢丹、ジャスコ、数え上げたらきりがありませんね。でも、シンガポールを訪れてまたまたびっくり!明治屋に高島屋、もちろんお値段は違いますが、日本と同じような生活も可能ですね。

シンガポールとマレーシアの違いはなんでしょうか。シンガポールの方が都会で清潔でより洗練された感じでしょうか?マレーシアも随分発展してきたと思いますが、発展の仕方が秩序立ってない感じですね。道路も整備状態が悪く、路面に穴がないか常に注意して運転しなければなりません。公共交通機関も、あまり発達していません。そして、運転するときにはバイクに注意!

人種的に見ると、シンガポールはチャイニーズが主流のようですが、マレーシアは主流はマレー人。ビジネスの面ではチャイニーズの力も大きいのですが、政府のマレー人優遇政策の影響もあり、マレー人が大手を振っている感じです。街中では、インディアンも目につきますし、韓国系の人も多く見られます。

なんだかネガティブな面を強調してしまいましたが、私自身は、主人の赴任に帯同している立場で、悠々自適な駐在員夫人の生活を満喫しています。

まずはスポーツ。フランス時代に始めたテニス、そして南ア時代に始めたゴルフと、どちらも思う存分に堪能しています。特にゴルフは、日本に比べると低料金でコースも多く、ゴルフ好きにはたまらないのではないでしょうか。ゴルフをなさる方はマレーシアに遊びにいらしたらお声かけてくださいね。お好みのコースにご案内します。ゴルフはマレーシア・オープンという世界大会もあり、昨年は、錦織君、石川遼君、松山君といった面々を、間近で見ることができました。

次に食文化。前述どおりの多彩な人種を反映して、食文化も多彩です。そして、安い!特にローカルフードは、シンガポールの三分の一? シンガポールとマレーシアのレストランのメニューを比べると、数字的には同じような数が並んでいるのですが、通貨の違いから、こんな結果になります。ローカルフードに加えて、韓国レストランも数多くあります。韓国人が多いのは、もちろん私たちのような駐在員もいるのですが、それに加えて、子供の英語教育のために母子でマレーシアに滞在している家族もいるようです。

少し話はそれますが、主人は日本人で日本の企業に勤めているのですが、表向きはマレーの会社であるため、会社のファンクションではノーアルコールです!最初からシロップを薄めたような飲み物が出て来て、「ビールください!」と叫びたい感じです。ゴルフ場も、場所によってはアルコールがなくビックリです。

最後に観光地。これといったところはありませんが、日本から家族や知り合いが遊びに来たときに連れて行くのは、バトゥー・ケーブ(階段を300段ほど登った洞窟の中にあるヒンドゥー教の寺院)、チャイナタウン(例によって、偽物ブランド品の出店がたくさんあります)、ショッピングモール、ツインタワー、モスクなど。ひとつお勧めなのは、ホタルです。日本と違って米粒くらいの小さなホタルが、1本の木にひと家族集まって点滅している様は、クリスマスツリーのようです。是非お試しください!

私たち日本人が多く住む地域からは、シンガポール行きのバスも運行されています。5時間くらいで行き来できるそうです。是非足を伸ばしてみてください。私もそのうちに、同窓会の仲間入りをさせていただきたいと思っています。

その時はシンガポールの見所を案内してくださいね。

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